コラム一覧|福岡で白内障・網膜硝子体の手術・治療が得意な眼科なら「川原眼科」

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久山クリニック
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医院コラム

ステロイドの点眼薬

皆さまこんにちは。視能訓練士の藤原です。

 

3月に入ってからも真冬並みに寒い日がありましたが、ようやく春が近づいて来たようですね。外出が億劫になっておりましたが、お花見も兼ねて景色の良いところに行ってみたいです。

 

さて今回はステロイドの点眼薬についてお話させて頂きます。

ステロイドの点眼薬は簡単に言うと、抗炎症作用や抗アレルギー作用があって、眼の炎症を抑える作用があります。

 

感染性角膜炎、ぶどう膜炎、白内障などの手術後の眼の炎症などにも用いられますが、やはりもっとも多いのはアレルギー性結膜炎かと思います。

 

当院においても今がもっともアレルギー性結膜炎の患者さまが多い時期を迎えております。

毎日「痒い。」「充血する。」「目脂が出る。」などの訴えの方が見えられています。

 

昨年ぐらいから福岡でも花粉の飛散量が増え、抗アレルギー用の点眼をさすだけでは症状が治まらない方が増えて来ました。

 

「かかりつけの耳鼻科でアレルギー用の目薬を内服と一緒に処方してもらったけど、さしても痒みが治まらなかったので受診しました。」というような訴えの方が何人も来院されています。

 

こういった場合の次の対応として処方されるのがステロイドの点眼薬となります。

 

強い抗炎症作用があるステロイドの点眼薬の効果は高く、抗アレルギー用の点眼と併用すれば大抵の方のアレルギー症状が短期間で治まります。

 

ただしステロイドの点眼薬には副作用のリスクも伴います。

 

それは眼圧の上昇です。

 

ステロイドの点眼薬の副作用で眼圧が上がってしまう方をステロイドレスポンダーといいます。

 

ステロイドレスポンダーは大人でも子供でもいますが、割合としては子供の方が多いと言われています。

 

そのためステロイドの点眼薬の処方になった方は次の来院の際に必ず眼圧検査を行っております。

 

他科でもステロイドの点眼薬を処方する場合があるようですが、眼圧検査をされた事がない方は確認のため検査をお勧め致します。

 

ステロイドの点眼薬は炎症に対して即効性があり、効果も高く非常に便利なのですが、副作用のリスクも伴いますので医師の指示に従い、検査を受けて用法、用量を守って正しく使用しましょう。

 

そもそも眼圧ってなに?という方のために、院長が以前YOU TUBEで詳しく解説していますので興味がある方はぜひご覧下さい。また眼圧に関する眼の病気もYOU TUBEで解説していますので興味のある方は合わせてご覧下さい。リンクを貼っておきますね。

 

 

眼圧ってなに? → https://youtu.be/8RC_1AfCe3U

 

緑内障 → https://youtu.be/pg08cm7s5zw

 

緑内障のタイプ → https://youtu.be/LBffUBNNfw4

 

緑内障発作 → https://youtu.be/8xIARJXc1Nk?feature=shared

 

 

眼の事でお困りの事がございましたら、川原眼科久山クリニックにご相談下さいませ。

 

糟屋郡久山町を中心に、篠栗町、新宮町、宇美町、須恵町、福岡市東区名子、蒲田、みどりが丘、青葉、香椎台、香椎、照葉、和白、また古賀市、福津市、宗像市、宮若市などからも多数ご来院いただいております。

 

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