ハンディレフ
皆さまこんにちは。視能訓練士の藤原です。
暑い暑い夏もやっと過ぎ秋めいて来ましたね。朝晩の犬の散歩もしやすくなって、喜ばしい限りです。
さて今回は新しく導入した眼の度数の検査の機械を紹介させて頂きたいと思います。
機械の名前は「ハンドヘルドレフラクトメーター Handy Ref」と言います。
ハンドヘルドとは小型で持ち運びして使用できる測定器。片手で持てるなどの意味があります。ハンディレフとも言います。(この後からはハンディレフと書きます。)
従来の据え置きタイプの機械は以前に当ブログで紹介させて頂きました。
詳しく知りたい方のために下にリンクを貼っておきます。
https://www.hisayama-ec.jp/column/post-282/
検査の内容は据え置きタイプの機械と全く同じで近視、乱視、遠視の度数を瞬時に測れる機械です。
ハンディレフは主に小さいお子様に使用する目的で導入しました。
小さいお子様はこれまでの据え置きタイプだと体が小さくてお顔を機械に乗せれなかったり、怖がって機械の中を覗く事を嫌がったり、覗けても集中できなくて眼がキョロキョロと動いてしまって測定できなかったりと難しい事もありました。
新しいハンディレフには小さいお子様でも測定しやすいような機能が付いています。
およそ1kgと軽量で容易に持ち運びができるため、体の小さいお子様でもハンディレフをお顔に近づけて測定する事が出来ます。
また機械の中を覗くのを怖がるお子様の測定をサポートするために、測定部から「森のくまさん」のメロディが流れる機能が付いています。
さらにこれまでの据え置き型の機械は中を覗くと「赤い気球」が見えるのですが、ハンディレフでは小さいお子様でも興味が持てるように、覗くと「くまモン」が見えるようになっています。
これらの特徴や機能が搭載されているおかげで、従来の据え置きタイプの機械よりも小さいお子様の測定をスムーズに行う事が出来るようになりました。
また背中が曲がってしまって歩行が難しい高齢者の方などにも、持ち運びが出来るのでこちらから出向いて検査する事が出来、非常に便利です。
最新の検査機器を導入して患者さまの負担を少なくし、安心して受診して頂けるように努めています。
眼の事でお困りの事がございましたら、川原眼科久山クリニックにご相談下さいませ。
糟屋郡久山町を中心に、篠栗町、新宮町、宇美町、須恵町、福岡市東区名子、蒲田、みどりが丘、青葉、香椎台、香椎、照葉、和白、また古賀市、福津市、宗像市、宮若市などからも多数ご来院いただいております。