コラム一覧|福岡で白内障・網膜硝子体の手術・治療が得意な眼科なら「川原眼科」

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久山クリニック
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医院コラム

ピント調節について

こんにちは。視能訓練士の藤原です。

 

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆さまは年末年始いかがお過ごしでしたでしょうか?私は大阪の実家に帰省して、友人や家族に会っていました。小学1年生の甥っ子が本当によく食べて、野球も習い始めたみたいですごく大きくなっていました。なんと体重37kg(!!)で野球も小学6年生と同じ練習メニューをしているそうです。成長を目の当たりしてとてもうれしかったです。

 

さて今回はピント調節のお話をしたいと思います。

皆さま、普段の生活で運転中などにピントが合わない、パソコンを見ていて時間が経つと段々ピントが合わなくなって疲れるなどの経験をされた事はありますか?

 

原因はさまざまですが、人はピントを合わせる時に眼の筋肉を使ってピント調節をしています。黒目のひとつ奥にある水晶体というレンズを膨らませたり、縮めたりしています。

これが正常に行えないとピントが合わなくなってしまいます。

 

原因のひとつとして、老視(老眼)があります。

人は年齢が40代半ばぐらいに差し掛かるとピント調節の筋肉が老化して機能が衰えて来てしまいます。また水晶体そのものも硬くなって来てしまいます。これは50代、60代と年齢を重ねるにつれて進行して行きます。対策としては眼精疲労用の点眼液を使ったり、それでも合わない時は眼鏡やコンタクトレンズで治療します。

 

また遠視も原因のひとつとなります。

遠視とはピント調節をしないと網膜の後ろにピントが合ってしまう眼の事をいいます。

(イメージしやすいように上に画像を載せます。)弱い遠視の人はあまり気にならないかもしれませんが、強い遠視の人は遠くを見る時も近くを見る時も常にピント調節をする必要があるため眼の筋肉が疲れてしまうとピントが合わなくなってしまいます。こちらも眼鏡やコンタクトレンズでの治療が必要です。

 

時々、近視の人でも眼鏡やコンタクトレンズでの治療の度数が過矯正でピントが合わなくなってしまっている事があります。この過矯正の眼鏡やコンタクトレンズを使った場合も遠視の状態になってしまいます。数年前は必要だった度数が以前より近視が弱くなっていて、結果的に過矯正で遠視状態になってしまう事もあります。この場合は度数を弱く調整すればピント調節がしやすくなります。

 

このようにいろいろな事が原因として考えられますが、思い当たる事があればぜひ一度ご来院下さい。

 

眼の事でお困りの事がございましたら、川原眼科久山クリニックにご相談下さいませ。

 

糟屋郡久山町を中心に、篠栗町、新宮町、宇美町、須恵町、福岡市東区名子、蒲田、みどりが丘、青葉、香椎台、香椎、照葉、和白、また古賀市、福津市、宗像市、宮若市などからも多数ご来院いただいております。

 

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