コラム一覧|福岡で白内障・網膜硝子体の手術・治療が得意な眼科なら「川原眼科」

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久山クリニック
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医院コラム

低コントラスト視力

こんにちは。視能訓練士の藤原です。

 

今回は「低コントラスト視力」についてお話させて頂きたいと思います。

 

眼科で勤務していると、「最近、見えづらくなった。」「以前より日中も夜間も眩しく感じるようになった」。「物が二重に見える。霞んで見える。」などの症状を訴えて来院される患者さまが、よく来られます。

 

「運転免許の更新は出来たんだけど、見えづらいんだよねぇ……。」

 

「日中は見えるけど、夜が見えづらい……。」などなど。

 

実際に視力検査を行なってみると、1.01.2と視力が出る事もあります。

 

視力検査の結果が良好なのに見えづらい………???

 

原因は、白内障などの眼の病気によって、コントラストの感度が低下して来ているからです。

 

コントラストとは明暗の対比(物の濃淡)の事を言います。

 

眼科での通常用いられる視力検査は、真っ白な背景に真っ黒な指標(視力検査のCマーク)を提示します。コントラストは90100%と言われています。(上記図の左側の指標)また検査する部屋の明るさも決まっています。

 

では、日常生活において見ている物はどうかと言うと、2040%のコントラストである事が多いと言われています。

 

つまり、白内障などが進行していても症状によっては、高コントラストの通常の視力検査では、視力良好と判定される事もあるという事です。

 

患者さまの訴えと検査結果の不一致が起こらないように、当院では、「低コントラスト視力」

の検査も実施しております。

 

通常の視力検査の真っ黒な指標を、薄くして視力検査を行ないます。(コントラスト比25 上記図の右側の指標。)

 

コントラストの感度が低下していると、「低コントラスト視力」での検査では、顕著に視力が下がる患者さまもいらっしゃいます。

 

手術の適応のある場合は、粕屋町にある本院を紹介させて頂いております。

 

「見えづらい」という患者さまの訴えは、通常の視力検査で見えていたとしても、別の要素が関わっている事があるので注意が必要です。診断しやすい様に検査をする事に日々、努めております。

 

眼の事でお困りの事があれば、川原眼科久山クリニックまでお越しくださいませ。

 

糟屋郡久山町を中心に篠栗町、新宮町、福岡市東区青葉、みどりが丘、香椎台、名子、蒲田、古賀市、福津市などからも多数ご来院頂いております。

 

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