老眼のお話
「最近、手元が見えにくくなってきた・・・。そろそろ老眼がでてきているのかな?」
気になられる方も多いと思います。
今回は老眼についてお話しさせていただきます。
▶︎老眼は誰もがなります。
老眼とは、水晶体の調整を行う力(調節力)が低下して起こる症状です。
「最近、近くをみるのが疲れる。」「遠くを見たあと、急に手元をみるとピントが合うのに時間がかかる。」
それは老眼の初期症状です。
▶︎近視の人は老眼になりにくい?
「近視の人は老眼になりにくい?」と尋ねられることがありますが、そうではありません。
近視の方は、裸眼の時には手元に焦点があっているため、老眼の症状を感じにくいだけです。その証拠に、近視の方でも、眼鏡やコンタクトレンズ使用中は手元が見えにくくなる老眼の症状がでてきます。
▶︎老眼がでてきたら。
これまで老眼が出てきたら、それに対して老眼鏡をかけて対応することが一般的でした。
しかし、最近では遠近両用コンタクトレンズが発売され、それを購入される方も増えてきています。
また、白内障手術に使用する眼内レンズも老眼の補正を助ける「多焦点レンズ(保険適応外)」が実用化され、老眼に対する選択肢が広がっています。
当院でも遠近両用コンタクトレンズを取り扱いしております。
また、多焦点レンズも用いた白内障手術は本院で行っております。
気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
久山の眼科なら 川原眼科久山クリニックへ。