コンタクトレンズ処方時には眼科受診を。
すっかりお馴染みになったコンタクトレンズですが正しい使い方、管理が大切です。
今回はコンタクトレンズについてお話したいと思います。
▶コンタクトレンズ合わせには眼科受診を。
最近では、眼科受診されずにインターネットで購入される方がいますが、当院では眼科受診によるコンタクトレンズ合わせ、処方をお勧めしています。
私たち眼科医はコンタクトレンズによる合併症(角膜疾患、結膜炎)が発症していないかを毎回確認しています。
診察時に、下まぶたをさげて「あっかんべー」の状態にしたり、上まぶたをひっくり返して、結膜炎が無いかを確認しています。
一見、白目が赤くない状態でも、まぶたの裏は充血していたり、アレルギー性結膜炎の所見が出現していることもあるからです。
▶コンタクトレンズによる合併症以外の疾患も確認しています。
また、診察の時に眼の表面以外(眼底など)も診察しています。そのため、コンタクトレンズ処方希望で来られた方に、たまたま眼底疾患などが見つかることがあります。
実際にこれまで、糖尿病網膜症や緑内障、白内障が見つかった方がおられます。
▶コンタクトレンズ使用者の年齢幅が拡大しています。
以前は、コンタクトレンズは主に高校生~50代くらいの方の使用が多かったですが、最近では、中学生や比較的ご高齢の方の使用も増えてきています。
患者さんに「何歳からコンタクトレンズを使って良いですか?」「何歳までコンタクトレンズを使用して良いですか?」と聞かれることがあります。
厳密な決まりはありませんが、「ご自身でコンタクトレンズのケア・管理ができる」ことが必要な条件だと考えています。
今回はコンタクトレンズについてお話させていただきました。
コンタクトレンズの管理方法など疑問点がございましたら、お気軽にご相談ください。
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