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久山クリニック
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医院コラム

マイオピン点眼(近視を抑制する目薬)

こんにちは!視能訓練士のヅカです。

あっという間に1月が終わりそうですね🐄

去年は思い出が少ない年だったので、今年はコロナが少しでも落ち着いて外出できたらいいなぁと思います。

緊急事態宣言中ですが、みなさま体調にはお気を付け下さい😷

 

 

 

今日はマイオピン点眼についてお話させて頂きます♪

マイオピンとは、小児期の近視の進行を軽減させる目的にアトロピンを0.01%配合させた点眼薬で、Singapore National Eye Centre(SNEC:シンガポール国立眼科センター)の研究に基づいて開発されています。

 

 

👀近視について👀

近視とは…近くは見えるが遠くのピントが合わず、物や字が見えにくい症状のことを言います。

基本的に眼鏡やコンタクトなどでの矯正が必要になります👓

お子さまの場合は、学校生活で黒板が見えにくかったり運動する際遠くのボールが見えなかったりし支障をきたすことがあります。

 

 

👀近視の進行を抑制することが大切な理由について👀

子供の近視は、主に眼球が楕円形に伸びてしまう(眼軸長が伸びる)ことで、ピントの位置がずれることにより生じるケースが多くあります。

近くを見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることがありません。

そのために眼軸長の伸びを抑えることが近視の進行を抑制するためには重要となります。

 

 

👀マイオピンの特徴について👀

近視の進行を軽減させる目的とした点眼薬です。

点眼することで今ある近視が減るわけではないので、視力は回復しません。

そのため眼鏡やコンタクトと併用する場合があります。

近視の進行を遅らせる(眼軸長の進展を抑制する)という点で統計的にも臨床的にも有意義な効果が確認されている治療法の1つです。

近視の進行を平均約60%軽減させる良好な点眼薬と言われています。

 

 

安全性が高く、重篤な副作用の報告はありません。

シンガポール国立眼科センターによると、アレルギー性結膜炎・皮膚炎・白内障・眼圧の変動・調節機能の低下・瞳孔が開き続けるなどといった副作用を生じた報告がありません。

日中の光の眩しさに影響を及ぼしません。

配合されているアトロピンという成分は瞳孔を開く効果がありますが、マイオピン点眼は濃度を低くしています。

人にもよりますが、約2年以上の継続をお勧めします。

近視は以前約20歳でほぼ進行は止まると思われていましたが、現在は30歳~40歳でも眼軸長の伸長で近視が進む可能性はあるともいわれています。

毎日必ず就寝前に1滴点眼するだけの、非常に簡単な治療法です。

各容器(1本:5ml)は両眼用に1か月間の使い切りになっているので、衛生的です。

マイオピン点眼はGMP(医療品製造管理および品質管理基準)準拠の工場で製造されています。

 

 

👀マイオピン点眼の処方の流れについて👀

お子さまの視力や眼の状態などを検査・診察します。

診療後、適応・ご希望があればマイオピン点眼を処方します。

*自由診療(保険外診療)になるため、同日に保険診療との併用はできません。

点眼1本料金(約1か月分):3300円(税込)

詳しくはスタッフや院長よりお話可能ですのでお気軽にご相談ください♪

(待合室にパンフレットも置いています)

 

 

 

マイオピン点眼の他にオルソケラトロジーという近視抑制効果があるものもあります👀

オルソケラトロジーとは、就寝中に特殊なコンタクトレンズを装用し角膜の形状を変化させ近視を矯正します。

マイオピン点眼とは違い、オルソケラトロジーを始めると裸眼の見え方がよくなります!(個人差があります)

オルソケラトロジーは当院では取扱いしておりませんが、粕屋町の本院にて取扱いしております♪

契約後の検査・診察は当院でも可能ですのでお気軽にご相談ください😄

*オルソケラトロジーの適応検査は本院にて予約制です。

 

 

 

久山町だけではなく、福津や古賀・東区のみどりが丘・青葉などからもご来院いただいております。

久山クリニックは毎週木曜日が休診です。(土日祝日も開いています)

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